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Snow Gear Collection 2019 F&W ELAN オンピステ オールラウンドモデル「AMPHIBIO」

2019-10-07 (月) 11:00

ロッカーとキャンバーそれぞれのメリットを活かす左右非対称スキー「AMPHIBIO」は第3世代へ
幅広いニーズに応える充実のレーシングモデルにも目が離せない

 1945年スロベニアで誕生した「ELAN」。そのブランドアイデンティティともいえる独自の開発力、テクノロジーはこれまでも常にスキーシーンをリードしてきた。1990年にカービングスキーを生み出したのも「ELAN」ということからもその先見性をうかがい知ることができる。2010年以降、これまで一部のファットスキーに用いられていた「ロッカーテクノロジー」が各ブランド、オンピステモデルにもこぞって採用される中、「ELAN」はやはり独自のテクノロジーを打ち出してきた。それが近年、「ELAN」の代名詞ともいえる左右非対称の「AMPHIBIO(アンフィビオ)」シリーズだ。


ロッカーによる、操作性の良さ。キャンバーによりするどいグリップ、走りの良さ。両方を兼ね備えるELAN独自の「AMPHIBIO」テクノロジー

スキーのトップとテール部分、アウトサイドにはロッカー、インサイドにはキャンバー構造を用いることにより、ロッカーとキャンバーのそれぞれの利点が最大限に発揮される。例えばターンの導入時、内脚では、ロッカー特有の“とらえ”“入りやすさ”が発揮され、外脚ではインサイドのキャンバーが同時にその効果を発揮し、“走り”“キレ”“抜けのよさ”といったところにつなげてくれる。2011年の登場以来、上級者はもちろん、初中級者のような構造的なメリットを具体的に理解できていないにしろ、“滑りやすい!”といったフィーリングを体感し、幅広いスキーヤーに支持を広げてきた。2015年に大幅なモデルチェンジが施され、2019年、今シーズン「AMPHIBO」は第3世代へとリニューアルされる。その目玉となるのが「TRULINE(トゥルーライン)」テクノロジー。
 これまでの“操作性の良さ”をさらに効率的に発揮させ、そして同時にダイナミックなターンへとつなげる。といったターンの質そのものをこれまでよりも高い次元へと引き上げることに主眼が置かれ、リニューアルが図られた第3世代の「AMPHIBIO」。そして、それを可能にしたのが「TRULINE」テクノロジーだという。トップシートに波打つようにデザインされた部分(上記TOP写真の緑色の部分)がその象徴ともいえるだろう。余分なモノは削ぎ落とし、パワーがかかる部分には最適なマテリアルを配置。そしてそのパワーを効率的に連動させる。これにより、操作性はさらに向上。ターン時にエッジプレッシャーがかかる部分はグリップを飛躍的に向上させ、そのパワーバランスは最適に配分され、自動的にワンランク上の滑りを可能にしてくれる設計となった。そのため、余分な荷重や筋力に頼ることなく、スキー自体が、シャープでダイナミックかつ、きれいに抜けていくターンへと導いてくれる。これがリニューアルされた第3世代の「AMPHIBIO」。そして「TRULINE」テクノロジーだ。これらのテクノロジーは“技術”というよりも、スキー全体の“新たな設計”と捉えた方がその効果は体感しやすいのかもしれない。


上から
「AMPHIBIO 18 TI2」価格:¥125,000+税 サイズ(R):160(13.3)166(14.5)172(15.7)178(17.0) サイドカット:121-73-104
「AMPHIBIO 16 TI」価格:¥105,000+税 サイズ(R):160(13.3)166(14.5)172(15.7)178(17.0) サイドカット:121-73-104
「AMPHIBIO 12C」価格:¥85,000+税 サイズ(R):152(11.6)160(13.0)168(14.6)176(16.2) サイドカット:121-73-104

 ロッカーとキャンバー、それぞれの利点を活かす「AMPHIBIO」テクノロジーをベースに、上級者にはさらにスピード感あふれる滑りへと。初中級者にとっても自然と“滑りやすい”スキーに感じられ、レベルを問わずスキー、そしてターンという本質的な部分においてレベルアップが図られたのが第3世代の「AMPHIBIO」。「TRULINE」テクノロジーということになるのであろう。
ラインナップも幅広いレベルのスキーヤーそれぞれに合わせることが可能だ。「TRULINE」テクノロジーにより、さらにシャープさを増した第3世代の「AMPHIBIO」だが、さらに芯材のウッドコアにチタニウムがラミネートされており、ハリの強さも際立つ「18 TI2」「16 TI」は上級者にはそのポテンシャルを充分に感じることができるだろう。また初中級者にはウッドと軽量なカーボン素材を芯材に使用することで、さらに操作性の良さが際立つ「12C」がもうひとつレベルアップした滑りを可能にしてくれることだろう。


上から
「GSX WORLD CUP X」価格:¥145,000+税 サイズ(R):185(25)191(27) サイドカット:FIS Approved
「GSX MASTER」価格:¥145,000+税 サイズ(R):175(19.0)180(21.2)182(23.9)185(25.1) サイドカット:110-69-94
「SLX」価格:¥135,000+税 サイズ(R):155(11.0)160(12.0)165(12.8)170(13.5) サイドカット:121-68-104
「SL」価格:¥105,000+税 サイズ(R):155(11.2)160(12.2)165(12.8)170(13.5) サイドカット:121-68-104

 また今シーズン、「ELAN」で目を見張るのが充実したラインナップのレーシングモデルだろう。大幅なモデルチェンジは施されていないが、プレートの変更に伴い、スキー全体のバランスが見直され、板自体のポテンシャルが総合的に引き上げられたという。この事は試乗会でも現役のレーサーから好評を獲得し、実際にタイムアップにつながったという。ラインナップの中もやはり注目すべきは国内のレーサー、そして技術選を想定するような基礎上級者が使用するモデルではないだろうか。どうしても気になるのは同じGS、ロング系のスキー「GSX WORLD CUP X」と「GSX MASTER」をどう選ぶかという点が挙げられかもしれない。シーンで分けるのであれば、国体やマスターズといったレース(GS)には迷わず「GSX WORLD CUP X」。そして基礎系でロングを中心としたスピードを求める滑りには「GSX MASTER」というシンプルなチョイスとなるだろう。しかし、「GSX WORLD CUP X」のサイズ展開が191、185cmと限られている。そのため、レースでの使用を想定しているが、体格の面で気になるのであれば無理をせずに185、182、180、175cmとラインナップされている「GSX MASTER」という選択も大いにあり得るだろう。もちろんFIS公認のピュアなレーシングモデル「GSX WORLD CUP」とスキー自体の“戦闘力”という意味では差があるかもしれないが、自身のレベルや体格に合わせてベストな選択を可能にしてくれるのが「ELAN」のレーシングモデルの懐の広さだろう。
 ほかのスキーブランドとは一線を画す独自のコンセプト、技術によって進化を続ける「ELAN」。レーサーからゲレンデスキーヤーまで幅広くそのテクノロジーの恩恵を受けることができるところがこれだけの支持を獲得している要因ではないだろうか。難しい理論はさておき、“楽しく”“速く”滑りたいなら「ELAN」という選択は間違いはではないだろう。あとはスキー、そして「ELAN」のテクノロジーが自然とサポートしてくれるはずだ。
 
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