2020年2月に開催された「JAPAN SNOW EXPO 2020」（ディーラーショーのため、一般入場は不可）。各ブランドのニューモデルをピックアップ。Vol.2は「ATOMIC」。
　マルセル・ヒルシャーが引退してもなお、速さの象徴ともいえる「REDSTER」シリーズ。2020-21レーシングモデルではトップシートの素材やスキーを接着するボンド素材の変更など、大幅なモデルチェンジではないが、全体的に“しなやかさ”といったところが向上されている。
　また日本国内で人気なのが「ATOMIC」が基礎シーンのために特別にラインナップしている「REDSTER i」シリーズ。ニューモデルではまずショート系の「REDSTER S9i PRO」がSERVOTEC非搭載モデルとして登場。これにより、レーシングのスラロームモデルと同様にショートターンにさらに特化された俊敏性が際立ったモデルに仕上がっている。
　そしてバックカントリー、フリーライドのカテゴリーでも注目のモデルがある。これまでも軽量で滑走パフォーマンスに優れた「HAWX」シリーズにバックカントリー対応モデル「HAWX ULTRA XTD」というモデルがあったが、ニューモデルではさらに「HAWX PRIME XTD」が登場する。100mmラストと余裕を持たせたラスト幅に加え、滑走面でもシェル、そしてインナーの改良により、しっかりとしたサポートを得られるという。