オンピステ系「RACETIGER」「DEACON BLACK」上位機種は“MASTER”モデルとしてあらたにラインナップ

　「VÖLKL」2021-22ニューモデルのトピックスは”MASTER“モデルのラインナップ。基礎を中心としたオンピステ系の「RACETIGER」そして昨シーズンから登場した「DEACON BLACK」の上位機種にそれぞれラインナップされている。特徴としてはスキーのトップ部分に配置された「テイラードカーボンチップ」というカーボン素材のシート。それぞれのモデルごとに最適なデザインで配置され、軽量化、振動吸収、トーションバランスなど、あらゆる面においてスキーのポテンシャルをさらに引き上げる効果をもたらしてくれるという。また、芯材も”MASTER“モデルには特別なものが採用されている「アッシュウッドコア」と呼ばれるこの素材はワールドカップのような世界のトップシーンでのみ使用されてきたが”MASTER“モデルにはこの芯材が使われている。硬質ながら弾力性にすぐれたこの素材は「テイラードカーボンチップ」との相乗効果によってターン時における安定感、たわみをつくり、その反発力としてさらなる加速を生み出してくれるという。
　技術選のようなコンペシーンであれば「RACETIGER」。競技にとらわれることなくオンピステでのハイパフォーマンスモデルということであれば「DEACON BLACK」。どちらもそのポテンシャルを試してみたい。

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