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Snow Gear Collection 2022 ATOMIC「REDSTER S9i PRO LTD I & G9 RS REVOSHOCK I」

2022-04-24 (日) 12:28

 

ワールドカップシーンで使用される「ICON」ビンディング搭載モデルが登場
従来の「X VAR」ビンディング搭載モデルもチョイス可能
たわみの「X」レスポンスの「I CON」自身に合ったベストマッチとは!?

 昨シーズン、革新的な衝撃吸収テクノロジー「REVOSHOCK(レボショック)」が登場し、話題をさらった「ATOMIC」のフラッグシップ「REDSTER」シリーズ。2022-23ニューモデルの注目ポイントは、これまでワールドカップのような世界トップクラスのレースシーンのみで使用されてきた「ICON(アイコン)」ビンディングが搭載するモデルの登場となる。


赤い部分が「I CON」の荷重ポイント。ビンディングスクリューをブーツ直下に配置し、パワー伝達を深く、ピンポイントに集中させている。

 ワールドカップで使用されてきた「ICON」ビンディング。従来の「X」ビンディングと比較して、そのスウィートスポットは狭くなっている。ワールドカップのような世界トップのシーンでは汎用性の高さということよりも、瞬間的でより細かく、強い精度の操作性が求められる。スウィートスポットが狭いぶん、荷重時にはより高い次元でのパワー伝達、そしてそれが解放されるときは、より大きなパワーとなりさらなる加速へとつなげてくれるという。
 このような特徴から、やはりワールドカップレーサーのようなトップアスリートのみが扱うことができるハイスペックモデルと感じてしまうかもしれないが、決してそういうわけではない。ピンポイントで素早く強いレスポンスが特徴の「I CON」ビンディング。しっかりとしたポジションでスキーに乗ることで、それは“とらえの速さ”というところにつながり、さらに“キレ”やより深いターンを可能にしてくれるという。そういった点からも搭載モデルは国内の基礎シーンを想定したモデル「REDSTER i」シリーズにも「I CON」ビンディングが搭載されるモデルが登場する。
 基礎シーンにフォーカスすると「REDSTER i」シリーズのショート系のトップモデル「REDSTER S9i PRO LTD I」そしてロング系では「REDSTER G9 RS REVOSHOCK I」に搭載される。そのポテンシャルについては3月に行われた「第59回全日本スキー技術選手権大会」“技術選”で3連覇を果たした武田竜のパフォーマンスからすでに実証済と言っていいだろう。


左から
「REDSTER G9 RS REVOSHOCK I」I CONビンディング推奨 価格:¥143,000(税込) サイズ(R):190(27.5)、183(24) サイドカット:105-67.5-89(183cm)
「REDSTER G9 RS REVOSHOCK」Xビンディング推奨 価格:¥135,300(税込) サイズ(R):183(24)、176(21) サイドカット:106.5-67-89
「REDSTER S9i PRO LTD I」I CONビンディング推奨 価格:¥154,000(税込) サイズ(R):165(12.6) サイドカット:115.9-65.3-101.3
「REDSTER S9i PRO」Xビンディング推奨 価格:¥135,000(税込) サイズ(R):157(12.7)、165(12.6) サイドカット:114.5-66.3-99.5(157cm)
*いずれもビンディングは別売

 しかし「REDSTER i」シリーズまたは、レーシングモデルにおいてもすべてが「I CON」ビンディングに変更されたわけではない。これは特に基礎シーンを想定した「REDSTER i」シリーズにおいてその意図が明らかではないだろうか。「I CON」と比較し、スウィートスポットも広く、スキーのトップからテールまでしなやかに、たわみを作りだし、優れた操作性が特徴の「X」ビンディング。これは、どちらが優れているというわけではなく、自身が求める滑り、そしてどちらが自身の滑りに合うかによって選択することがいいだろう。また「ICON」ビンディング搭載モデルは専用のプレート、それに伴い「REVOSHOCK」の位置も変更されているので、同じモデルのスキーでも全く異なる乗り味となっている。
 “たわみのX”か”レスポンスのICON“か!?さらに細かなスキーヤーのニーズに応える2022-23ニューモデル「ATOMIC」の「REDSTER」シリーズ。すでに試乗会でその違いを体感している方も多いことだろう。同じモデルのスキーながらも全く異なる特徴を見せる「ICON」ビンディングの登場により今年も早期受注会では「ATOMIC」が主役となるのか!?今から楽しみだ。

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