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Snow Gear Collection 2022 VÖLKL「RACETIGER」

2022-05-23 (月) 15:51

 

「RACETIGER GS」「RACETIGER SL」がモデルチェンジ
“軽快さ” “しなやかさ”そして抜群の“操作性”

 「VÖLKL」が日本での基礎シーンに合わせて特別にラインナップしている「RACETIGER」シリーズ。2022-23ニューモデルの注目はロング系「RACETIGER GS」。ショート系「RACETIGER SL」のモデルチェンジ。技術選を想定したエキスパートモデル「MASTER」との明確な差別化が図られ“軽快さ”や“しなやかさ”そしてそこから生まれる抜群の“操作性”といったところが印象的なモデルに生まれ変わったという。


(左)ロング(GS)、ショート(SL)それぞれの特性に合わせターン時にもっとも負荷のかかる部分に沿うように設計された「テイラード・カーボンチップ」
(右)新たに搭載されるシステムビンディング「r MOTION 3 GW」。従来よりもスキーのトゥーピース前方のプレートを短くするなど、スキー操作をしなやかに、よりたわみをつくりやすくアップデートが施されている

 大きなアップデートポイントはふたつ。ひとつめは、「VÖLKL」独自の振動吸収テクノロジー「UVO.3D」が取り外されたこと。そしてもうひとつは「r MOTION3 GW」という新たなシステムビンディングへと変更された点。
 「VÖLKL」スキーの象徴のひとつともいえる「UVO.3D」というスキーのトップ部分に設置される衝撃吸収テクノロジーは、雪面からの衝撃を吸収することで、スキーを安定させ、操作性や、さらなるスピードへとつなげてくれる「VÖLKL」の独自テクノロジーだ。これが2022-23ニューモデルの「RACETIGER GS/SL」の2モデルには搭載されていない。これは「テイラード・カーボンチップ」という網目のように張り巡らされているカーボンファイバーが新たに組み込まれたためだという。おもにロング系とショート系、またフリーライドと、それぞれのモデルに合わせてデザインされたカーボンファイバーは、ターン時におけるもっとも負荷のかかる部分に沿うように適切に配置されている。その効果は軽量化のみならず、とらえの良さ、そしてターン中も最適なトーションバランスから安定性も強く感じられるという。「テイラード・カーボンチップ」は昨シーズンから技術選を想定したアスリートモデルの「MASTER」の2モデルに採用されたため、強さを求めたテクノロジーと思うかもしれないが「UVO.3D」が無くなった分、見た目以上のその“軽快さ”というところを感じられるという。


2022-23「RACETIGER」シリーズ ラインナップ
上から
「RACETIGER GS MASTER」価格:¥148,500(税込) サイズ(R):173(16.4)178(17.5)183(18.6) サイドカット:115-67-98
「RACETIGER SL MASTER」価格:¥148,500(税込) サイズ(R):165(12.6) サイドカット:126-67-102
「RACETIGER GS」価格:¥156,200(税込) サイズ(R):168(15.4)173(16.4)178(17.5)183(18.6) サイドカット:115-67-98
「RACETIGER SL」価格:¥156,200(税込) サイズ(R):150(10.2)155(11.0)160(11.8)165(12.6)170(13.4) サイドカット:126-67-102
「RACETIGER SC CARBON」価格:¥137,500(税込) サイズ(R):150(10.5)155(11.3)160(12.1)165(13.0) サイドカット:123-70-103
「RACETIGER RC BLACK」価格:¥132,000(税込) サイズ(R):165(13.0)170(15.6)175(16.6)180(17.7) サイドカット:119-71-100、123-70-103(165cm)
「RACETIGER SRC」価格:¥115,500(税込) サイズ(R):153(12.4)158(13.4)163(14.3)168(15.3)173(16.3) サイドカット:122-73-103

 “軽快さ”だけでなく“しなやかさ”を生みだしているのが 「r MOTION3 GW」という新たなシステムビンディング。従来モデルよりもトゥーピース前方のプレートが短く設計されている。また、よりエッジに近い部分でのパワー伝達を可能にするように全体的な設計も見直されることになった。このようなアップデートポイントにより、より足元に集中したパワー伝達がスキーのたわみを作りだしやすくなっているという。アスリートのようなパワーがなくてもしっかりとスキーをたわませることが優れた操作性を生みだし、このような感覚が“しなやかさ”と感じられるのだろう。
 より細かな点でのスキー操作が求められる基礎シーンにおいて、一般スキーヤーに必要なものは「MASTER」モデルのような強さではなく、操作性といったところなのだろう。「MASTER」モデルとのより明確に差別化を図り、一般スキーヤーにとって、より扱いやすく、何がベストな選択なのかというひとつの答えが2022-23ニューモデルの「RACETIGER GS」と「RACETIGER SL」。 “軽快さ”と“しなやかさ”から生まれる抜群の“操作性”はさらに美しいカービングターンへと導いてくれることだろう。
 
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