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第98回全日本スキー選手権アルペン競技会 男子SL速報結果

2019-12-28 (土) 17:41

いよいよ来るか!?日本アルペン界エースの世代交代
スラローム優勝は小山陽平
ケガ明け復帰戦の湯浅直樹は7位

 2019年12/28(土)「全日本スキー選手権アルペン競技会」男子SLが行われた。優勝は1本目、2本目ともにラップタイムたたき出した小山陽平(日本体育大学)。今シーズンはレヴィ(FIN)でワールドカップのスラロームデビューをかざり、先日のヴァル・ディゼール(FRA)では、惜しくもポイント獲得とはならなかったものの、2本目に進出。すでに世界で充分に戦えるポテンシャルを発揮し始めている。26(木)に行われたGSでも2位に入るなど、実力をそのまま発揮した結果の優勝といえるだろう。湯浅直樹以降、なかなか世界のトップレベルで戦えるアルペンレーサーが登場していなかったが、いよいよ待望の“世代交代”が現実味を帯びてきた。
 その湯浅直樹(シーハイルアカデミー)はケガ明けからの今シーズン初戦となる本大会の結果は7位。満身創痍の状態ではあるが、現在は痛みを感じることがほとんどない状態とのことだが、まだまだ調整段階。滑り込みという点においては圧倒的に足りていないのだろう。苗場ワールドカップの出場権を獲得することはできなかったが、これからのシーズン。そして北京オリンピックへ向け、長いスパンで本来の滑りを取り戻してほしい。
 大越龍之介、成田秀将、加藤聖五といったナショナルチーム勢もコースアウトする波乱のレースであったが、優勝の小山陽平のみ盤石のレース運びであった。
 ほか上位選手の総合順位は以下の通り
 *2020/01/07速報順位に誤りがありましたので、公式リザルトより修正させていただきました。
 

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