2021年12/14（火）SAJ（全日本スキー連盟）から「フッ素ワックスの使用禁止 および検査実施の見送りについて」と発表があった。昨シーズンから正式に使用禁止、検査を実施される予定であったが、2020年11月にFIS（国際スキー連盟）ならびにSAJからも延期の発表があり、今シーズンもまた延期ということになった。
　使用禁止の発表後も世界的に検査機器など整備がそろっていないとのことであり、使用における罰則も設けないという意向だが、自然環境や人体への影響という見地からルール化された経緯をふまえて遵守のお願いするという発表にとどまっている。
　自然の雪山で行うスポーツであるからこそ、自然環境を大事にするのは当たり前のことだが、大会運営やチューンナップなど選手のみならず多岐にわたり困惑が続いている。ルール化のみならず、しっかりとした運用までを期待したい。
　
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