2022年7/6（水）SAJ（全日本スキー連盟）が2022-23シーズンの「SNOW JAPAN」強化指定選手を発表。北京オリンピックでも活躍し、先日行われた「SNOW AWARD」で表彰された小林陵侑（土屋ホームスキー部）、高梨沙羅（クラレ）、渡部暁斗（北野建設SC）、堀島行真（トヨタ自動車スキー部）といった有力選手たちは順当に選出。
　アルペンでは昨シーズン、マドンナ・ディ・カンピリオ（ITA）でのワールドカップで8位という好成績をあげた小山陽平（ベネフィット・ワンスキークラブ）をはじめ、加藤聖五（野沢温泉SC）、相原史郎（東海大学）、若月隼太（GALA湯沢SC）、山中新汰（慶應義塾大学）、遠藤三四郎（東海大学）、片山龍馬（東海大学）小山敬之（日本大学）が選出。女子でも安藤麻（日清医療食品）をはじめ水谷美穂（日本体育大学）、渡邊愛蓮（東海大学）と男女合わせて計11名が選出された。なお、昨シーズンまでの国内強化指定選手は「拠点強化選手」という名称に変更され、現時点では64名が選出されている。
　またコーチ陣にも変更があり、2022-23シーズンからは川村清司（GODレーシング）がヘッドコーチをつとめる。昨シーズン国内ヘッドコーチの河野恭介は男子コーチへ。そして男子コーチ兼国内強化コーチとして安食真治があらたに加わることになった。
　オリンピックシーズンという区切りを終え、湯浅直樹、石井智也、成田秀将といったこれまで日本アルペンチームを引っ張ってきたメンバーがそろって昨シーズン限りで引退となった。本当の意味での新時代となる2022-23シーズン。シーズンを通してのポイント獲得など、これまで以上の成績を期待したい。

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