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武田 竜 6連覇祝勝会を、スポンサーを一堂に会して開催!
2025-07-17 (木) 16:24

今年の3月に、北海道ルスツリゾートで行われた第62回 全日本スキー技術選手権で、前人未到の男子総合6連覇を達成した武田竜選手の祝勝会が、東京日本橋「オルクドール・サロン東京」 で先日行われた。
冒頭、スポンサー企業を代表して壇上に上がった 埼玉製鐵原料株式会社 サイゲングループ代表 武笠 行男氏は、武田選手との出会った当時の事に触れ『出会った当時は、まだ学生で寡黙で少し話しかけづらい一面もあったが、今では社交性溢れる一人の立派な大人として成長し、スキー界の偉業を達成するまでになったことを嬉しく思う。是非、来年も連覇を伸ばして欲しい』と祝いの言葉を述べた。
また、この会の発起人である 株式会社クスリのアオキ 取締役副社長 青木 孝憲氏が、乾杯の発声で壇上に上がり『始めはスポンサー同志で少し声を掛け合い祝勝会が出来ればと思っておりましたが、武田竜選手を支えるほぼ全てのスポンサーが集結する会となって、嬉しく思います。』と6連覇達成の偉業と、会の成功を乾杯の発声で祝った。
現在、技術選に出場している選手は、スキーインストラクターやスキー関連の職につく選手はもちろん、スキーとは関連のない職を持ちながら出場する選手が多い。そんな中、武田選手はスポンサー各社からの活動費や寄付金、また物品の支給のみで活動を続ける数少ないスキーヤーで、技術選挑戦当初からそのスタイルを貫いてきた。
技術選の勝利を重ねる中で、スポンサーの企業数も増え、この日集まったスポンサー企業は15社、用具スポンサー3社を数えた。

武田選手は、
『今までは個々に優勝の挨拶に回っているだけだったが、今年はそれに加えて、スポンサー様が一同に会する場を設けれた事が何より嬉しい。是非、ここで顔見知りになってもらって、技術選の場や雪上で再開し、友好関係を広げて欲しい』と語った。
また『6連覇達成直後は「引退」の二文字が、正直頭をよぎり現役続行をするか悩んでいたが、その後のスポンサー各社を始め、自分を支えてくれた方々の温かい祝いの言葉を受け、こうして来季への意欲を取り戻せた』とも述べ、改めてスポンサーと一心同体である姿勢を見せ7連覇を誓った。