世界レベルを体感！
次世代のワールドカップレーサーがここから育っていく

　

　
　4/1（月）～4/2（火）野沢温泉スキー場にて「湯浅直樹スペシャルジュニアキャンプ」が開催された。2018年12月に行われた全日本選手権SLで復活優勝を果たした湯浅直樹。ナショナルチームに復帰後、迎えたワールドカップで負傷し、世界選手権出場を見送ることとなり、不本意なシーズンであっただろう。しかしこれまで築いてきたオリンピック3回出場、ワールドカップ10位以内フィニッシュ12回という実績は、まちがいなく日本最速のアルペンレーサーである。その湯浅直樹から直々にコーチングを受ける機会を求めて多くのジュニアレーサーが野沢温泉に集まった。コーチ陣には他にも3月に行われた技術選で初優勝を果たし、ワールドカップへの参戦経験を持つ武田竜も特別コーチとして参加した。二人のトップスキーヤーに注がれるジュニアレーサーの眼差しは真剣そのもの。世界で戦うとはどういうことなのか！？単に技術だけでなく、アルペンレーサーとしてどういった姿勢でスキーに臨んでいるかなど、彼らと過ごした2日間は濃密な時間となったであろう。
願わくば、ここから湯浅直樹を超えるレーサーが1日でも早く現れてくれることを期待したい。