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ONYONE 制菌、フィット感、耐久性に優れたハイブリッドマスクを開発

2020-04-29 (水) 14:30

5/16(土)先行販売 5/23全国販売スタート
国内スキーウェアメーカーの優れた技術がマスク不足に貢献
新しい設計のマスク構造に期待


 新潟県・長岡市の国産スキーウェアブランド「ONYONE」。現在はスキーウェアのみならず、各種スポーツウェアを展開し、海外からもその評価を得ている。その「ONYONE」が独自に開発した細胞培養クリーンルーム用ニット製の制菌防塵服の技術と、疲労を軽減させてくれるA.A.TH®(エイエイティエイチ)繊維(半導体繊維)の技術評価を新潟大学医学部、榛沢和彦教授に依頼したところ、その技術をマスク分野への技術転用の提案を受け、ハイブリッドマスクの製品化へとつながった。


<上>「ハイブリットタイプマスクAA(A.A.TH®半導体繊維) 」価格:¥2,200+税 カラー:2色
<下>「ハイブリットタイプマスクSK(ドライアップ制菌繊維)」価格:¥2,000+税 カラー:2色

 「ONYONE」はまず現在、市場に流通しているガーゼタイプ、不織布タイプのマスクの欠点を改善した新しい構造のマスクを設計。着用の際にどうしてもできてしまう隙間をなくすため、外側の生地には8方向に伸縮する素材を使用し、隙間からの飛沫物を最大限に軽減してくれる。内側の素材はA.A.TH®半導体繊維を使用したもの、吸汗速乾性のある素材に制菌加工を施したものの2種類が展開される。
 もともとはリカバリー素材として開発された「A.A.TH®」繊維。これは特殊配合の微小貴金属を配合された繊維。この微小貴金属が太陽光やさまざまな物質から発せられる光エネルギー、そして身体から発する熱エネルギーなどを吸収、蓄積し、輻射する際に、身体の巡りを正常化することにより、回復をリカバリーしてくれるという。実際の実験においても「A.A.TH®」繊維を着用することにより、通常時とくらべて乳酸の減少速度に明確に差が出たという。


<上左>「フェイスマスク」価格:¥3,300+税 カラー:3色
<上右>「バンダナマスク」価格:¥2.500+税 カラー:3色
<下>「インナーマスク」価格:¥1,200+税 カラー:全3色

 その「A.A.TH®」繊維がマスクのインナー素材として使用され、繊維に付着した菌、塵、飛沫物対策として効果が期待できるというからその技術転用力には驚かされる。
 「A.A.TH®」繊維を使用したモデルで¥2,200+税。ドライアップ制菌繊維を使用したもので¥2,000+税とマスク1枚としては高く感じられるかもしれないが、どちらも洗濯の上、繰り返し使用できる。またマスクのほかにも「フェイスマスク」や「バンダマスク」。いま持っているマスクの中に重ねて使用できる「インナーマスク」など、ラインナップも豊富だ。
 ウィンタースポーツという厳しい自然条件下で行われるスポーツのなかで培われた技術力が人々の健康維持に貢献し、そしてまた次のシーズンには思い切ってスキーが楽しめる環境に戻ることに期待したい。
*なお、マスクに採用されるドライアップブレステック加工制菌生地、A.ATH®繊維(半導体機能を有する繊維)は特殊繊維となるため、この製品の取り扱い講習を受けた全国のA.A.TH®認定店より順次販売を開始予定。

A.A.TH®全国取扱店、製品詳細など「ONYONE」はコチラから

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