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SAJ 2021-22 SNOW JAPAN強化指定選手発表

2021-04-26 (月) 17:29

 2021年4/23(金)SAJ(全日本スキー連盟)が2021-22シーズンのSNOW JAPAN強化指定選手、ならびに国内強化指定選手を発表。またオリンピックシーズンとなる2021-22シーズンにむけて北京オリンピックへの選手派遣推薦基準も発表。
 

アルペン競技では、昨シーズン同様に安藤麻(日清医療食品)、加藤聖五(野沢温泉SC)、小山陽平(日本体育大学)のほか竹内力音(日本体育大学)、相原史郎(東海大学)が選出。また昨シーズン、ナショナルチームメンバーに選ばれ世界選手権にも出場した水谷美穂、インターハイSL優勝、ジュニア世界選手権に出場した渡邊愛蓮(長野俊英高校)ら合わせて7名が2021-22 SNOW JAPAN強化指定選手に選ばれた。
 

 

 国内強化指定選手には湯浅直樹(シーハイルアカデミー)、石井智也(ゴールドウインSC)、大越龍之介(東急リゾーツ&ステイ)向川桜子(秋田ゼロックス)、荒井美桜(サンミリオンSC)といった実力者のほか計50名が選出された。
 また、2021-22シーズンは北京オリンピックをひかえ、気になるのは選考基準となる。指定強化選手と同時に発表された派遣推薦基準によると、ワールドカップでの成績が最優先基準とはなるが、ヨーロッパカップ10位以内獲得というのも派遣推薦基準のひとつとして設けられている。現状ではナショナルチーム入りが厳しい状況下にある国内強化指定のベテラン勢はヨーロッパカップでの成績が最後の望みとなるのだろうか。派遣推薦基準詳細は下記の通り。
 
第24回オリンピック冬季競技大会(2022/北京) 派遣推薦基準
【注意事項】
・国際オリンピック委員会(IOC)及び国際スキー連盟(FIS)がQualification Systemを変更・修正した場合や、 大会が延期となった場合は必要に応じて本基準も変更する場合があります。
・新型コロナウイルス感染症の影響により選出が困難になったと理事会が認めた場合は変更する場合があります。
・Qualification Systemで定める選手参加資格を満たした選手のみが選考の対象です。

【派遣推薦基準】(アルペン競技)
以下基準の1を満たす選手を選出する。1の適用後、男女別の出場枠に残数がある場合、強化指定選手及び国内強化指定選手のうち、2、3、4、5の優先順に基準を満たす選手を選出する。
  
1.2020年10月から2022年1月16日までにおけるFIS世界選手権及びワールドカップにて下記いずれかの成績を収めた選手。(1)8位以内の成績を1回以上(2)20位以内の成績を2回以上(2シーズン合計)
  
2.いずれかの種目(DH, SG, AC, GS, SL, PAR)において、2022年1月16日までに開催のワールドカップ順位が反映されたワールドカップスタートリスト(以下、WCSL)を参照し、WCSLポイントを保有する選手のうち、WCSLランキング上位者より選出する。なお、WCSLランキング同順位選手が複数人となった場合は、各選手、同順位となった種目の2022年1月16日時点のFISポイントリストを参照し、上位者を優先とする。 
 
3.2021年10月から2022年1月16日までに開催のヨーロッパカップ各種目(DH, SG, AC, GS, SL, PAR)において、10位以内を獲得した選手を選出する。出場枠数を超過する場合、上位者を優先とし、同順位選手が複数人となった場合は、各選手、同順位となった種目の2022年1月16日時点のFISポイントリストを参照し、上位者を優先とする。
 
4.2021年8月から2022年1月16日までに開催のFIS公認レース(DH, SG, AC, GS, SL)において、FISポイント23.00以内を獲得した選手を選出する。同ポイントを取得した選手が複数人となった場合は、当該種目の2022年1月16日時点のFISポイントリストを参照し、上位者を優先とする。 
 
5.パラレル混合団体(ミックスチームパラレル)の出場権利を獲得し、かつ、1、2、3、4の基準で選出された選手数が、パラレル混合団体への必要人数(男子2名、女子2名)に満たない場合、技術系種目(GS, SL)を対象に、2022年1月16日時点のFISポイントリスト上位者より選出する。  
 
*パラレル混合団体はWCネーションズカップスタンディング16位以内(開催国が16位以内にランクされていない場合は15位以内)、または、参加資格国が出場を辞退した場合に出場枠が配分される可能性がある。

【基 準 日】
2022年1月中旬頃
※ 大会スケジュールが決まり次第、種別ごとに決定する

【附 則】
1. 出場種目決定プロセス(個人種目): 
下記(1)、(2)の優先順に基準を満たす選手を決定する。 
(1)派遣推薦基準によって選出された選手について、2022年1月16日時点でWCSLポイントを保有する種目に出場ができる。ただし、本出場種目決定プロセスにおいて、各種目各国の上限人数(4人)を超える場合は、2022年1月16日時点の各種目男女別WCSLランキングの上位者を優先とし、同順位選手が複数人となった場合は、対象種目のFISポイントリスト上位者を優先とする。 
(2)2022年1月16日時点の各種目男女別FISポイントリストを参照し、150位以内の選手を、対応する各種目の出場選手とする。ただし、本出場種目決定プロセスにおいて、各種目各国の上限人数(4人)を超える場合は、FISポイントリスト上位者を優先とする。 
(3)派遣推薦基準の3、または、4の基準で選出された選手で、かつ、出場種目決定プロセス(1)(2)に満たない選手は、3、または、4において基準を満たした種目に出場できる。
2.FISポイントリストはオリンピックFISポイントではない。
 
*SAJ(全日本スキー連盟)の発表内容より引用
 
SAJ(全日本スキー連盟)はコチラから

 

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