アルペンレーサーとしてワールドカップ、トリノオリンピックに出場。その後、技術選でも3度の優勝をほこる吉岡大輔のショートターンレッスン。
　今回のレッスンではバリエーションのトレーニング2を紹介します。まずは、少しワイドスタンスに足元をかまえて上半身と足元の距離をとります。距離をとることで、角づけが行いやすく、ターンの前半部分が作りやすくなります。ポイントとしては、ターンの前半、足を横に押し出すような動きではなく、後ろから前に、スキーを走らせるように意識してください。また、切り替え時のポジションは、スキーがフラットになったときに立ち上げるのではなく、しっかりと足元で外側から返ってくるスキーの反動を処理してください。膝が曲がっているのが自然なポジションだと思います。そこからターンの前半で体と足元が離れていき、伸びていくという切り替えのポジションにも注意してみてください。
次回の最終回はバリエーションドリル3を配信予定

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