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GEAR  ギア

Snow Gear Collection 2019 F&W REXXAM「Power MAX-WIDE」

2019-12-11 (水) 15:38

101mm“ワイド”のラスト設計
快適性を操作性の向上にもつなげるオールラウンドブーツ

 

 国産スキーブーツブランドとして技術志向の高いスキーヤーに支持されている「REXXAM」。その「REXXAM」が今シーズン、トップモデルをフルモデルチェンジし、試乗会や早期受注会では大きな話題となった。そのトップモデルに投入されたテクノロジーを部分的に導入し、さらに楽で快適な一般スキーヤーに向けたモデルも今シーズンの注目ギアのひとつ。それが「Power MAX-WIDE」だ。
 これまでもミドルグレードとしてラインナップされてきた「Power MAX」シリーズであるが、この「Power MAX-WIDE」はどのようなモデルチェンジが図られたのか。モデル名にもある通り、まずなんといっても特徴的なのはその幅広なラスト設計。一般的に幅広と言われる日本人の足にとっても101mmというのは充分な幅広設計と言えるだろう。なかでもよく“あたり”の部分とされる親指の先端、小指の付け根にゆとりを持たせ、また、土踏まずや踵部分も広げることによって安定感を向上させた。


(上)101mmラストの幅広設計。ピンクの部分は特に余裕を持たせて設計
(下左)足幅に合わせて自動的に調整、フィットさせる「SEMI AUTO FIT」システム
(下右)楽な足入れをサポートしてくれる「Yカットシェル」

 また、「REXXAM」が今シーズンからトップモデルに投入している「AUTO FIT」システムが「Power MAX-WIDE」にも部分的に使用されている。それが「SEMI AUTO FIT」システム。これはシェルの内側にフレックスポイントという支点を設置し、そこから足幅に合わせて自動的に調整してくれるシステムだ。これにより元々、幅広なラスト設計の「Power MAX-WIDE」がさらに105mmまで対応可能となっている。ワイドと聞くと、ボリューム感のあるブーツをイメージしてしまうかもしれないが、このフィットシステムを採用するにあたってシェル全体の肉厚設計も見直され、従来の「Power MAX」から15%も軽量化に成功した。
 ほかにも快適さを追求したポイントとして、シェルの重なり合う部分に開きやすく、足入れを楽にしてくれる設計「Yカットシェル」や、従来の「Power MAX」と同様にトップモデルよりも背面を10mm低く設計されているので、欧米人に合わせて設計された海外ブランドのモデルよりもふくらはぎの収まりもよく、圧迫されることもない。こういったところが、まさに国産ブランドの日本人のために作られたカラダに優しいスキーブーツといえるだろう。


(左)「Power MAX-WIDE 100」価格:¥69,000+税 サイズ:24.0~27.5cm
(中)「Power MAX-WIDE 95」価格:¥65,000+税 サイズ:24.0~27.5cm
(右)「Power MAX-WIDE 90」価格:¥55,000+税 サイズ:24.0~27.5cm

 競技のシーンで使用されるトップモデルは剛性を高め、タイトで硬く、いかにパワーをスキーに伝えるかということに主眼が置かれるが、「Power MAX-WIDE」では快適性を提供することによって、それが結果的に操作性を高め、技術のレベルアップにもつながるというアプローチが「Power MAX-WIDE」の開発の背景にあるのではないだろうか。
1日中快適に滑りたい!というスキーヤー。または、楽になおかつアクティブにスキーライフを楽しみたい!というシニア層にもベストマッチなスキーブーツが「Power MAX-WIDE」といえるだろう。
 今までよりも格段に“楽”で“快適”なスキーへと導いてくれる「Power MAX-WIDE」。今シーズンのスキーがもっと楽しいものになりそうだ。
 
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